• 2022/02/02 掲載

5G干渉問題、「何年も」続く恐れ 米航空業界が議会証言へ

ロイター

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[ワシントン 1日 ロイター] - 米主要航空会社を代表する業界団体エアラインズ・フォー・アメリカ(A4A)を率いるニック・カリオ氏は、3日に行われる下院運輸・インフラ委員会の小委員会公聴会で、Cバンド周波数帯の高速通信規格「5G」サービス導入がもたらす航空機への干渉に恒久的に対処するには「何年も」かかる見通しだと警告する。ロイターが未公開の証言内容を確認した。

カリオ氏は書面での証言で、航空業界が直面している5G問題は回避されるべきだったと指摘。「この運用上の悪夢につながったプロセスは、政府のコミュニケーションと調整がうまくいかなかったことの教訓として取り上げられるべきだ」と述べている。

通信大手AT&Tとベライゾンは先月、5Gサービスにより発生する電波干渉が無線高度計など航空機の精密機器に影響を与える可能性があるという連邦航空局(FAA)の警告を受け、主要空港周辺での運用の一時延期に合意した。

FAAは先週、20の高度計を承認し、米民間機の90%にCバンド5Gサービスが展開されている地域での視界不良時の着陸を許可したと発表した。ただ、5Gは悪天候時に特に小型ジェット機など一部の航空機に影響を与えている。

公聴会ではFAAのディクソン長官、ワイヤレス業界団体CTIAのメレディス・アトウェル・ベーカー最高経営責任者(CEO)らも証言する予定だ。

委員会の関係者によると、連邦通信委員会(FCC)も公聴会に招かれているが、出席できないという。FCCからのコメントは得られていない。

ベーカー氏は、ワイヤレス業界は「5Gが空の交通の安全にリスクをもたらさないと引き続き確信している」と述べる予定。

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