- 2022/02/08 掲載
銀行・信金の貸出平残、1月は前年比+0.6% 残高が最高更新=日銀
都銀等の貸出平残は0.9%減で、減少率は前月の1.2%から縮小。M&A(企業の合併・買収)や不動産関連貸出が伸びた。地銀・第二地銀は1.9%増と、伸び率は前月の2.0%を小幅に下回ったものの、貸出平残は273兆3641億円となり7カ月連続で過去最高を更新した。信金は0.6%増と、前月から伸び率が縮小した。
1月、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が急拡大したが、日銀の担当者によると、企業の手元資金は潤沢で大きな影響は聞かれていないという。引き続き影響を見ていくと話している。
1月の預金平残は都銀・地銀・第二地銀の3業態計で3.6%増の835兆2895億円となった。
(和田崇彦)
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR