- 2022/02/09 掲載
アイカーン氏、動物愛護でマクドナルドに委任状争奪戦の構え=米紙
アイカーン氏はマクドナルドに対し、動物愛護の観点から妊娠中の母豚用個別檻の使用全面禁止に向けて圧力をかけようとしており、最近になって同社株を約100株買ったという。マクドナルド側が争奪戦入りに備え、助言専門家と協議を始めているとしている。争奪戦をちらつかせたのがいつかは言及されていない。
マクドナルドは8日の声明で、米国でのサプライチェーンでのこの問題でアイカーン氏とこれまでも建設的な対話を続けてきたと表明した。
同社は2012年に、問題の個別檻を使わない納入業者だけから豚肉を仕入れる態勢を22年末までに整えると約束。しかし、この日の声明では実現が24年末までにずれ込むことを認め、世界的な豚熱(CSF)大流行やコロナ禍の影響を指摘した。
アイカーン氏は来週86歳になる。ロイターのコメント要請には応じていない。
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