• 2022/02/10 掲載

前場の日経平均は小幅続伸、米株高が支え 連休前に手仕舞いも

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[東京 10日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比18円24銭高の2万7598円11銭と、小幅に続伸して午前の取引を終えた。朝方に高く始まった後、いったん300円超高に上昇したが、米消費者物価指数(CPI)の発表や国内の3連休を前に手仕舞い売りが強まり上げ幅を縮め、一時はマイナスとなった。 日経平均は、前日の米株高を好感して高く始まった後、上値を伸ばして一時、前営業日比300円83銭高の2万7880円70銭の高値を付けた。米ハイテク株高を受けて、半導体関連や電子部品の買い戻しが強まった。好決算を背景とした物色も相場を支えた。

ただ、買い一巡後は利益確定や戻り売りが優勢となって、日経平均は上げ幅を削った。一時、前日比4円80銭安の2万7575円07銭の安値を付けた。

トヨタ自動車やソフトバンクグループは朝方にプラスの場面もあったが、その後は下げに転じ、徐々に下げ幅を広げた。米長期金利の低下で銀行や保険の下げが目立ったほか、前引けにかけて半導体関連や電子部品の一角もマイナスに転じた。

市場では「(日経平均は)この数日、値を戻していたこともあり、買い一巡後は米CPIや連休を前に手仕舞いの動きが出やすかった」(三木証券の北澤淳商品部投資情報グループ次長)との声が聞かれた。

決算を手掛かりにした売買は引き続き活発で、SUMCOやホンダ、ルネサスエレクトロニクス、旭化成、富士フイルムホールディングスなどが高かった。ヤマトホールディングスは大幅安となった。

TOPIXは0.05%高の1953.19ポイントで午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆8508億9800万円だった。東証33業種では、化学工業、金属製品、医薬品など20業種が上昇した一方、輸送用機器、ゴム製品、銀行業など13業種が値下がりした。

東証1部の騰落数は、値上がりは1105銘柄(50%)、値下がりは939銘柄(43%)、変わらずは135銘柄(6%)だった。

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