- 2022/02/11 掲載
FRBのストレステスト、22年は不動産価格急落などを想定
FRBが2022年のテストで用いるリセッション(景気後退)シナリオでは、失業率が2年間で10%に悪化するほか、商業用不動産の価格が40%下落し、社債価格なども急落すると想定。このテストは米大手34行が対象となる。
22年のテストは21年のテストとほぼ同じ内容だが、悪化した失業率の想定水準が21年の10.75%から10%に修正されるなど若干の変更がある。
また22年のテストには米経済が急速に悪化し、その後急回復するシナリオが含まれている。国内総生産(GDP)は約1年間で3.5%超減少すると想定。21年のテストよりも急速かつ短期的な減少を見込んだ。
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