- 2022/02/11 掲載
NY円、116円近辺=米長期金利、2年半ぶり2%
【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク外国為替市場では、1月の米消費者物価指数(CPI)が約40年ぶりの高い伸びとなったことを受け、ドル買い・円売りが加速した。円相場は1月上旬以来約1カ月ぶりに1ドル=116円台に下落。午後5時現在は115円95銭~116円05銭と、前日同時刻比45銭の円安・ドル高。
CPI上昇率は前年同月比7.5%と、市場予想の7.3%を上回った。市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が3月に0.5%の大幅利上げに踏み切るとの観測が広がった。長期金利の指標となっている10年物米国債利回りは2019年8月以来約2年半ぶりに節目の2%を突破し、ドル買いを促した。
円は対ユーロでは1ユーロ=132円51~61銭と、55銭の円安・ユーロ高。
【時事通信社】
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