• 2022/02/15 掲載

午後3時のドルは115円前半でじり安、地政学リスク高まりで 実需のドル売りも

ロイター

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[東京 15日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(115.53/56円)に比べてドル安/円高の115.31/33円で推移している。仲値にかけて国内輸出企業のドル売りが流入したほか、米金利の低下が重しとなりドルは軟調な展開となった。緊迫した状態が続くウクライナ情勢をにらみ、リスク回避的な円買いも流入したとみられている。

ウクライナ情勢を巡る緊張は一段と高まっており、マーケットではリスクオフムードが継続している。ドル/円は一時、115.28円まで下落する場面もあった。日経平均は一時300円超安となり、株式市場の不安定な状況も続いている。

市場では、「地政学リスクが意識され、ドル/円は円高方向の動きもみられているので、114円台まで下落してもおかしくはない」(三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケットストラテジスト、市川雅浩氏)との声が聞かれる。

一方で、きょうは需給を中心としたドル売りフローが流入したとの指摘もあった。大和証券のチーフ為替ストラテジスト・今泉光雄氏は「ドル115円台は、国内の輸出企業サイドからみれば魅力的な水準で、ドル売りが活発になったのではないか」と話す。

目先のドル/円については、引き続きウクライナ情勢が意識されるものの、地政学リスクが後退すればドル高/円安基調になるとの予想も聞かれる。三井住友DSアセットマネジメントの市川氏は、ドルが116円台に乗せて、117円台を試す可能性が高まるとみている。ただ、「米国の利上げについては織り込みがだいぶ進んでおり、米金利の先高観は徐々に落ち着くとみられる」と指摘した。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 115.31/33 1.1315/19 130.50/54

午前9時現在 115.53/55 1.1304/08 130.60/64

NY午後5時 115.53/56 1.1305/09 130.62/66

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