- 2022/02/17 掲載
米国株式市場=S&P小幅続伸、FOMC議事要旨受け切り返す
議事要旨では、物価上昇が根付き、雇用が力強い中、金融政策を引き締める時期が来たとの考えが示されていたことが分かった。同時に、決定は毎回の会合で実施するデータ分析に左右されるとの見方が示された。
DRWトレーディングのストラテジスト、ルー・ブライエン氏は「FRBが予想ほどタカ派的でなかったのが差し当たって株価を支えたようだ」とし、「市場は(セントルイス地区連銀の)ブラード総裁の積極的な政策姿勢が(FRB内で)広がっていると懸念していたが、そうではないようだ」と述べた。
主要株価3指数はほぼ終日、マイナス圏で推移した。地政学的な不透明感が続いてしているほか、この日発表された一連の経済指標が米景気の加速を示し、利上げの根拠を強める内容となった。
ただ、FOMC議事要旨が公表されると株価指数はもみ合いとなり、下げ幅を縮小。ナスダック総合とダウ工業株30種は小幅安で引けた。
経済指標では1月の小売売上高が前月比3.8%増と市場予想を上回ったほか、1月の輸入物価も大幅な伸びとなった。
ウクライナ情勢を巡っては、米国と北大西洋条約機構(NATO)がロシア軍の撤退を確認できていないと述べ、引き続き警戒感を示した。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 34934.27 -54.57 -0.16 34951.83 35042.09 34642.64
前営業日終値 34988.84
ナスダック総合 14124.10 -15.66 -0.11 14038.92 14163.73 13931.99
前営業日終値 14139.76
S&P総合500種 4475.01 +3.94 +0.09 4455.75 4489.55 4429.68
前営業日終値 4471.07
ダウ輸送株20種 15294.52 +81.38 +0.53
ダウ公共株15種 913.04 +2.03 +0.22
フィラデルフィア半導体 3555.69 +1.24 +0.03
VIX指数 24.29 -1.41 -5.49
S&P一般消費財 1465.45 +3.89 +0.27
S&P素材 536.70 +3.45 +0.65
S&P工業 853.85 +4.40 +0.52
S&P主要消費財 785.37 +1.54 +0.20
S&P金融 667.89 +0.01 0.00
S&P不動産 283.50 +0.70 +0.25
S&Pエネルギー 519.34 +3.92 +0.76
S&Pヘルスケア 1520.93 +2.00 +0.13
S&P通信サービス 237.77 -0.47 -0.20
S&P情報技術 2786.05 -4.85 -0.17
S&P公益事業 336.07 +0.59 +0.18
NYSE出来高 9.46億株
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 27470 + 40 大阪比
シカゴ日経先物3月限 円建て 27460 + 30 大阪比
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