- 2022/02/18 掲載
三菱商事、ミャンマーの天然ガス撤退へ=資源枯渇、クーデター後押し
三菱商事は18日、ミャンマーの天然ガス事業から撤退する方針を固めた。資源がほぼ枯渇し、事業継続は困難と判断した。国軍によるクーデターも撤退の一因とみられる。
権益を手放すのは2000年に生産開始したイェタグン・ガス田。三菱商事は13年、JX石油開発(東京)と日本政府の共同出資会社に10%を出資する形で参画した。共同出資会社は同ガス田の19.3%の権益を持つ。
しかし近年は生産量が激減。操業休止に追い込まれる事態も起きていた。三菱商事は今後、株式売却など具体的な撤退方法を関係者と詰める。
【時事通信社】
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