- 2022/02/18 掲載
仏失業率、昨年第4四半期は7.4%に改善 13年ぶりの低水準
[パリ 18日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)が18日発表した昨年第4・四半期の失業率は7.4%となり、第3・四半期の8.0%から低下した。ロイターがまとめたエコノミスト8人の予想平均は7.8%。
2008年第3・四半期以来の水準に改善した。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けたロックダウン(都市封鎖)で求職活動ができなかったパンデミック初期に、失業率が低下した時期は除いている。
4月の大統領選挙で2期目を目指すとみられるマクロン大統領にとって、追い風となりそうだ。フランスは2021年の国内総生産(GDP)伸び率が7%に達し、約50年ぶりとなる高成長率を記録した。
若年層の失業率は15.9%で、1981年以来の低水準。マクロン大統領が就任した2017年の24.7%から大幅に改善した。
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