- 2022/02/21 掲載
ユーロ圏総合PMI、2月速報は5カ月ぶり高水準 予想上回る
コロナウイルス関連の規制が緩和され、サービス部門が後押しされた。
IHSマークイットのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「ユーロ圏経済は2月に勢いを取り戻した。コロナ規制が緩和され、旅行や娯楽など多くの消費者サービスへの需要が復活した。供給問題も改善した」と述べた。
サービス部門PMIは55.8で前月の51.1から5カ月ぶり高水準に上昇。ロイター調査の予想は52.0だった。
製造業PMIは58.7。ロイター調査の予想は58.4だった。生産指数は前月の55.4から55.6に小幅上昇した。
企業の価格引き上げは2002年終盤の統計開始以来の高水準。総合産出価格指数は61.9から62.7に上昇した。
ウィリアムソン氏は「需要は再び供給を上回り、価格決定力は生産者とサービス提供側にある。同時に、高騰するエネルギーコストと賃金がインフレ圧力を加速させている」と指摘した。
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