• 2022/02/24 掲載

ステランティス、初年度は利益率が目標超え

ロイター

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[ミラノ 23日 ロイター] - 欧米自動車大手ステランティスは23日、新会社発足後の初年度の利益率が目標を上回ったと発表した。原材料の値上がりや半導体不足にうまく対処できている証しとして市場では好感され、株価は上昇した。

同社は昨年1月にフィアット・クライスラーとフランスのPSAが合併して誕生した。2021年の利払い・税引き前利益(EBIT)ベースの利益率は11.8%と、約10%の目標を上回った。合併によるシナジー効果が着実に表れた。

22年も2桁台の利益率になると予想した。合併前の20年は推定6.9%だった。

リチャード・パーマー最高財務責任者(CFO)は記者団に、金属など原材料の価格高は今年も業界全体にとって問題であり続けるが、半導体不足は昨年第3・四半期に最悪期を過ぎたとの見方を示した。半導体不足でステランティスは21年に約2割の減産を強いられた。

モルガン・スタンレーのアナリストは顧客向けノートに「22年度の生産台数や価格、車種構成の見積もりを立てるのが難しく、原材料などの逆風もあることを踏まえると妥当な見通しだ」と分析した。

収益性の高い「ジープ」ブランドや「ラム」ブランドのピックアップトラックを販売する北米の利益率は過去最高の16.3%に達した。

パーマー氏は、ウクライナ情勢を巡り欧米の制裁対象となっているロシアについて、直接関係する事業はそれほどないと説明。「われわれは生産に関する柔軟性がある。ロシア危機にうまく対処できるという自信がある」と表明した。

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