- 2022/02/24 掲載
メルセデス・ベンツ、21年は大幅増益 上位車種とEVが寄与
メルセデス・ベンツ・カー・アンド・バン部門は、販売が5%減少したものの、調整後利払い・税引き前利益(EBIT)は139億ユーロ(156億1000万ドル)と、前年の68億ユーロの倍以上に増えた。
利益を押し上げたのは最上位車種で、売上高は30%超増加。EV乗用車は64%の増収だった。また12月のトラック部門スピンオフによる92億ユーロの特別利益も寄与した。
オラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)は、コストの効率性や供給網を重視したのに加え、電動化などの戦略が寄与したと説明した。
年間配当は1株=5ユーロと、前年の1.35ユーロから大幅に引き上げた。
今年の売上高は微増を予想。供給網の目詰まりは緩和したものの、世界的な半導体不足の解消を見込める段階にないと説明した。
関連コンテンツ
PR
PR
PR