- 2022/02/25 掲載
米国株式市場=反発、西側の対ロシア追加制裁受け
ナスダック総合が3%高と主要株価3指数の上げを主導。S&P総合500種も1%超上昇し、過去4営業日続落に終止符を打った。ダウ工業株30種も小幅高となった。
バイデン大統領は24日、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、主要7カ国(G7)の首脳と協議後、ロシアに対する追加制裁措置を発表。ロシア第2位のVTB銀行など新たに4行を制裁の対象とし、ロシアがドルや円、ユーロ、ポンドでビジネス取引を行う能力を制限する。
取引序盤には主要指数が軒並み下落し、ナスダックは3%超安で始まっていた。しかし、バイデン氏の制裁発表を受けて日中高値を付け、終盤に向けて上昇した。
スパータン・キャピタル・セキュリティーズのチーフ市場エコノミスト、ピーター・カルディロ氏は「米欧が取っている厳しい姿勢は、ロシア経済を可能な限り麻痺させようとする大きなメッセージを金融市場に送っている」と指摘。
「ある観点からすると、これはポジティブだ」とした上で、市場の売りは終わらないかもしれないとし、「今後、原油やコモディティー(商品)価格の上昇に直面するだろう」と語った。
情報技術セクターが3.5%反発し、S&Pを押し上げた。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 33223.83 +92.07 +0.28 32830.33 33269.34 32272.64
前営業日終値 33131.76
ナスダック総合 13473.59 +436.10 +3.34 12587.88 13486.11 12587.88
前営業日終値 13037.49
S&P総合500種 4288.70 +63.20 +1.50 4155.77 4294.73 4114.65
前営業日終値 4225.50
ダウ輸送株20種 14826.94 +303.47 +2.09
ダウ公共株15種 905.49 +3.45 +0.38
フィラデルフィア半導体 3399.16 +121.36 +3.70
VIX指数 30.32 -0.70 -2.26
S&P一般消費財 1361.39 +33.76 +2.54
S&P素材 510.93 -1.56 -0.30
S&P工業 817.22 +9.99 +1.24
S&P主要消費財 766.96 -13.33 -1.71
S&P金融 629.38 -7.43 -1.17
S&P不動産 280.03 +4.91 +1.78
S&Pエネルギー 507.64 -4.45 -0.87
S&Pヘルスケア 1479.85 +6.75 +0.46
S&P通信サービス 229.53 +6.96 +3.13
S&P情報技術 2668.97 +89.41 +3.47
S&P公益事業 331.62 +2.41 +0.73
NYSE出来高 15.82億株
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 26270 + 340 大阪比
シカゴ日経先物3月限 円建て 26260 + 330 大阪比
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