- 2022/03/01 掲載
クレディ・スイス、新興国の投資判断引き上げ 中国改善受け
クレディ・スイスのエコノミスト、アンドリュー・ガースウエート氏は、相対収益と成長率見通しが改善しているため新興国の通貨と株式は全体的に割安で、中国でクレジットが活発になっていることが引き上げにつながったと説明した。
クレディ・スイスが対象としている新興国はロシア、トルコ、ブラジル、マレーシア、南アフリカ、メキシコ、韓国、タイ、台湾、インドネシア、中国、インド。
中国政府が住宅価格の上昇を抑制しようとしているため、株式か債券に資金が流れる公算が大きいとの見方を示した。
「新興国の経済価値は2009年以来初めて先進国を上回っていると指摘した。
一方、欧州大陸の投資判断は「スモールオーバーウエート」に引き下げた。ロシアのウクライナ侵攻で商品価格が上昇し、国内総生産(GDP)伸び率が鈍化する可能性があるとした。
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