- 2022/03/01 掲載
独製造業PMI、2月は58.4 新規受注が急増
5カ月ぶりの高水準だった前月の59.8から低下した。アナリスト予想の58.5をわずかに下回った。好不況の分かれ目となる50は大幅に上回った。
調査はロシアがウクライナに侵攻する前の2月10─21日に行われた。ただ、ウクライナ情勢の緊張の高まりで、企業の楽観度は4カ月ぶりに低下した。
IHSマークイットのエコノミスト、フィル・スミス氏は「調査期間中は、供給問題のさらなる進展を期待する声が多かった。先行きにも非常に楽観的な見方が示されていた」と指摘。
「だが2月の調査後にウクライナ情勢が緊迫し、それに伴い石油・ガス価格が高騰した。製造業の今年の下振れリスクが増した」と述べた。
新規受注の拡大を受けて生産は引き続き増加。供給制約にも一段と緩和の兆しが見られ、投入コストの上昇率は11カ月ぶりの低水準となった。
新型コロナウイルスのオミクロン株流行に伴う欠勤も近く収束する見通しという。
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