- 2022/03/04 掲載
東京株、一時800円超安=ウクライナ原発火災を警戒
4日午前の東京株式市場は、ロシア軍がウクライナの原子力発電所を攻撃し火災が発生したと伝わったことで投資家の警戒感が高まり、リスク回避の売りが優勢となった。日経平均株価は一時2万6000円を割り込み、下落幅が800円を超えた。午前の終値は前日比556円67銭安の2万6020円60銭。
ロシアとウクライナが3日に行った2回目の停戦協議は成果が乏しく、ロシアによる軍事作戦は継続された。取引開始後にウクライナ南東部のザポロジエ原子力発電所が攻撃され火災が起きたと市場に伝わると、「保有株の損失拡大を防ぐための株価指数先物売りが膨らんだ」(中堅証券)という。半導体関連株などの下落が目立った。
【時事通信社】 〔写真説明〕2万6000円を割り込んだ日経平均株価=4日午前、東京都中央区
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