- 2022/03/24 掲載
インベスコ、印ジー刷新要求取り下げ ソニーとの合併計画見極め
発表を受け、ジー株は16%以上急伸した。
ジーの18%近くを保有するインベスコは、企業統治(コーポレートガバナンス)上の問題があるとして、ジーの最高経営責任者(CEO)を解任し、独立した新しい取締役会メンバーを任命するための株主総会開催を求め、法廷闘争に発展していた。
ジーは不正行為を否定し、株主総会開催を拒否していた。
最近になってインベスコはインドの裁判所から株主総会の招集許可を勝ち取ったが、合併を理由にこの問題を追求しないと決定。発表文で「合併完了後、新たに統合される会社の取締役会は実質的に再構成され、会社に対する取締役会の監視を強化するというわれわれの目的を達成することになる」と説明した。
インベスコは、合併計画の進捗状況を引き続き監視し、頓挫した場合はジーの株主総会開催を再び要請する可能性があるとした。
ジーとソニーからは今のところコメントを得られていない。
関連コンテンツ
PR
PR
PR