- 2022/03/24 掲載
ロシア政府系ファンド、2月は資産規模が11.5%縮小
NFWはもともと年金制度を支援するために設立され、3月1日現在、2022年の予測GDP(国内総生産)の9.7%となっており、1カ月前の10.2%(資産規模は1749億ドル)から低下した。
同省によると、ファンドの流動資産は1日時点で1166億ドル(22年予測GDPの7.3%)と、1カ月前の1127億ドル(同6.6%)から縮小した。
投資する国内最大手行ズベルバンクの普通株の価値は推定1兆5000億ルーブルで、1カ月前の3兆ルーブルから減少。また、ロシアの航空大手アエロフロートに対する投資の価値は474億ルーブルから307億ルーブルに縮小した。
ロシアは今年、NFWの資金を利用し、国の借り入れの一部を付け替える予定だった。また、制裁から経済を守る方法を模索する中、同資金の最大1兆ルーブルを株式市場支援に回すことも計画している。
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