- 2022/03/30 掲載
東京株、一時500円超安=円安一服で反落
30日の東京株式市場は、ロシアとウクライナによる停戦交渉進展の期待を背景に外国為替市場で円安が一服したことを受け、利益確定売りが優勢となり反落した。午後には日経平均株価の下落幅が一時500円を超える場面もあった。終値は前日比225円17銭安の2万8027円25銭。
停戦交渉が進展して資源価格の上昇に歯止めがかかるとの期待で米長期金利が低下した影響で、円高が進行。輸出企業の株価にマイナスとなった。また、29日が3月期末の配当の権利を得る最終売買日だったため、30日は投資家が保有株を売って利益を確定する動きも目立った。
市場関係者は「前週まで日経平均は9営業日続伸した。目先の過熱感が強く、きょうはスピード調整の一日になった」(銀行系証券)と話していた。
【時事通信社】
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