- 2022/03/30 掲載
東北電女川原発、24年2月にも再稼働=九電玄海3号機、運転再開延期
東北電力は30日、女川原発2号機(宮城県)について、再稼働の前提となる安全対策工事の完了時期を2022年度から23年11月に延期すると発表した。完工時期の延期は5回目。同社は再稼働時期を初めて示し、24年2月になるとの見通しを明らかにした。樋口康二郎社長は定例記者会見で「安全性向上に取り組み、地域の理解を得ながら再稼働を目指したい」と述べた。
九州電力も30日、定期検査中の玄海原発3号機(佐賀県)の運転再開時期が当初予定から約7カ月遅い23年1月になると発表した。テロ対策関連工事が遅れているため。一方、4号機(同)は今夏の供給力確保のため7月中に運転を再開するが、同工事のため9月から23年2月にかけて改めて定期検査に入る予定。
【時事通信社】
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