- 2022/03/31 掲載
中銀は分かりやすいフォワードガイダンスが必要=英中銀副総裁
英国立経済社会研究所(NIESR)で講演し、中銀は経済状況の変化にどう反応するかという情報をより多く提供したほうがよいと述べた。
「将来の金利の予想は現在の需要に影響する。政策当局者は経済ニュースが入ってきたときに適切に行動することに関心がある」とし、講演やシミュレーション、金利の道筋の公表など、多くの方法があると指摘した。
しかしどのような手段であっても、今後の政策がインフレ見通しの進展次第であるといったメッセージが十分に理解されていることを金融当局は常に考えておく必要があると語った。
インフレ率の大幅上昇について「製品と商品(コモディティー)の大規模な純輸入国である英国の実質国民所得が、外部からこれほどの打撃を受けたことがあるか疑問だ」と述べた。
「金融政策の観点から見ると、短期的にはインフレ率の一段の上昇と、内需と生産の伸び鈍化という難しい組み合わせになるだろう」との見方を示した。
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