- 2022/03/31 掲載
2月の鉱工業生産、0.1%上昇=自動車が急回復
経済産業省が31日発表した2月の鉱工業生産指数速報値(2015年=100、季節調整済み)は95.8となり、前月比0.1%上昇した。上昇は3カ月ぶり。新型コロナウイルス感染拡大などを背景とする部材供給不足の懸念が緩和し、自動車生産が急回復した。
基調判断は「持ち直しの動きが見られる」に据え置いた。一方で先行きについては、ウクライナ情勢をめぐり「企業側からはエネルギー価格上昇や海運への影響を心配する声が出ている」(経産省)という。
2月の生産は15業種中5業種で上昇。普通乗用車などが伸びた自動車は10.9%の大幅増。航空機用部品など輸送機械も好調だった。
【時事通信社】
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