- 2022/03/31 掲載
大林組へ環境融資700億円=三菱UFJなど35行、国内最大規模
三菱UFJ銀行など35行が、大林組と国内最大規模となる総額700億円の環境対応型融資の契約を結ぶことが30日、分かった。近く発表する。二酸化炭素(CO2)排出量の削減率達成に応じ、取引条件の優遇を受けられる仕組み。銀行団による協調融資で企業の脱炭素化に向けた動きを後押しする。
大林組が締結するのは、環境目標などの達成度合いに応じて優遇を受けられるサステナビリティー・リンク・ローン(SLL)と呼ばれる融資契約。三菱UFJ銀が主導し、三井住友銀行や三井住友信託銀行、りそな銀行の大手4行のほか、地方銀行30行、農林中央金庫が参加する協調融資方式で行う。
今回の環境融資は、英国に拠点を置いて協調融資市場の透明性向上に向けた活動を展開する「ローン・マーケット・アソシエーション」などが定めた国際的なSLL原則に基づいて組成された。
【時事通信社】
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