- 2022/04/01 掲載
韓国製造業PMI、3月は51.2に低下 生産・輸出受注が50割れ
景況改善・悪化の分岐点となる50は18カ月連続で上回ったものの、4カ月ぶりの低水準となった。
S&Pグローバルのエコノミスト、ウサマ・バッティ氏は「韓国の製造業は、急激な物価上昇と持続的な供給網の混乱が生産と需要を妨げたと報告している」と指摘。「さらにロシアへの経済制裁とウクライナでの戦争が世界的な需要に与えた影響にも言及している」と語った。
新規輸出受注指数は3カ月ぶりに50を下回り、2020年7月以来の低水準となった。
新規受注指数は50.4とわずかに50を上回った。
生産指数も3カ月ぶりに50を割り込んだ。
投入価格指数は21カ月連続で50を上回り、特に原油、金属、半導体セクターのコストが上昇した。
ただ今後1年間の見通しについては、物価上昇圧力や需給の不均衡が緩和し、国内外の需要が拡大するとの楽観的な見方を維持した。
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