- 2022/04/04 掲載
21年度末の資金供給量688兆円=10年連続過去最高―日銀
日銀は4日、市中に出回る現金と金融機関が日銀に預ける当座預金を合わせたマネタリーベース(資金供給量)の2021年度末の残高が、前年度末比6.9%増の688兆327億円だったと発表した。年度末としては10年連続で過去最高を更新した。
大規模な金融緩和の継続に加え、コロナ禍を受けた企業への資金繰り支援策で資金供給が増加。3月末にかけ、日銀が長期金利の上昇を抑制するため「連続指し値オペ」や国債買い入れの増額を実施したことも影響したとみられる。
【時事通信社】
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