• 2022/04/06 掲載

日経平均は反落、米株安や地政学リスクを嫌気

ロイター

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[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は前営業日比437円68銭安の2万7350円30銭安と、反落した。前日の米国株式市場の下落を受けたほか、時間外取引での米株先物、アジア株などの軟調な値動きが重しとなった。ロシアへの追加制裁に対する懸念などから市場センチメントが悪化した。日経平均は一時500円超安となる場面があったが、売り一巡後は2万7300円台でのもみあいが続いた。

5日の米国株式市場は、米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事が積極的な利上げを示唆したことを受け、長期金利上昇に伴いハイテク株が売られた。東京市場も米株安の流れを引き継ぎ、日経平均は寄り付きで反落スタート。一時、573円37銭安の2万7214円61銭で安値をつけた。為替のドル/円は円安基調が続いたが、株価の下支え要因とはならなかった。

第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミスト「米金利上昇を受け、このところ上昇していた銘柄を中心に利益確定売りの動きが広がった。投資家心理が悪化している間は、為替の円安基調は株価の下支え要因にはなりづらい」との見方を示した。

TOPIXは1.34%安の1922.91ポイント。東証プライム市場の売買代金は2兆7911億4000万円だった。東証33業種では、海運業、金属製品、鉄鋼、ゴム製品、繊維業、輸送用機器などの32業種が値下がり。値上がりは石油・石炭製品の1業種にとどまった。

個別では、東京エレク、アドバンテスト、信越、など半導体関連株の下げが目立った。米株市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が前日比4%以上下落した流れに連れ安した。

そのほかトヨタ自動車、デンソー、ソフトバンクグループ、TDK、ファナックも総じて軟調。アステラス製薬、エーザイ、コナミホールディングスは上昇した。

プライム市場の騰落数は、値上がり259銘柄(14%)に対し、値下がりが1545銘柄(84%)、変わらずが35銘柄(1%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 27350.30 -437.68 27533.88 27,214.61─27,549.67

TOPIX 1922.91 -26.21 1934.89 1,919.25─1,936.00

東証出来高(万株) 117486 東証売買代金(億円) 27911.40

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