- 2022/04/11 掲載
中国不動産開発の正栄地産、オフショア債2本でデフォルト
株価は香港市場の前場に10%下げた。社債価格も急落した。
同社は10日付の提出資料で、上海のロックダウンが原因で過去数週間にわたり業務の一部が停止しており、販売や資産売却にも遅れが出ていると説明。
3月10日が期日だった社債2本の利払い計2040万ドルについて、30日間の猶予期間が終了するまでに履行できなかったと明らかにした。また、4月10日と14日、5月14日に利払いの猶予期間が終了する社債についても利払いができず、4月13日が期日の2021年4月発行債の2340万ドルの元本償還も不履行となる恐れがあるとした。
これら4本の社債の発行額は8億6000万ドルを超えている。
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