- 2022/04/11 掲載
JR西、不採算路線の区間収支を初公表=運行見直しへ議論
JR西日本は11日、利用者が減少して維持が難しくなっている17路線30区間の収支を初めて公表した。30区間はすべて赤字で、2018年度から20年度の平均で費用に対する収入の割合(収支率)は1割強にとどまり、利用者数は民営化した1987年に比べ2割程度に減少した。
同社は少子高齢化やコロナ禍の影響で収支が悪化しているローカル線の実情を明らかにすることで、今後の利用促進や収支改善、代替交通手段についての地方自治体との議論促進につなげたい考えだ。
【時事通信社】
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