- 2022/04/18 掲載
円、一時126円台後半に下落=20年ぶり安値更新
18日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=126円70銭台に一時下落した。126円70銭台は2002年5月以来約20年ぶりの安値水準。米長期金利の上昇を背景に、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが進んだ。午前11時現在は前週末と変わらずの126円46~47銭。
日銀の黒田東彦総裁は18日午前、衆院決算行政監視委員会に出席し、「為替相場が短期間に過度に変動すれば先行きの不確実性を高める」と指摘し、円安のマイナス面にも言及した。黒田氏は、経済・物価情勢への影響を注視していく考えを示した。黒田発言を受け、朝方安値を更新した円相場は値を戻す場面もあった。
【時事通信社】
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