- 2022/04/26 掲載
「緊密な連携」要請=韓国代表団と会談―財界
経団連の十倉雅和会長ら財界首脳は26日、韓国の尹錫悦次期大統領が派遣した「政策協議代表団」と東京都内で会談した。十倉氏はウクライナ問題を契機に一段と不安定化した国際情勢を踏まえ、「民主主義と市場経済の価値観を共有する隣国との関係は極めて重要だ」と述べ、冷え込んだ日韓関係の改善と緊密な連携を求めた。
会談には日本商工会議所の三村明夫会頭も同席し、「日韓関係は依然厳しいが、企業が安心して自由に経済活動ができる環境を整えてほしい」と強調。一方、代表団団長の鄭鎮碩国会副議長は、日本が2019年に韓国向け半導体材料の輸出規制を強化したことについて「早期撤廃に向けた努力を経済界にもお願いしたい」と述べた。
【時事通信社】 〔写真説明〕記念撮影する経団連の十倉雅和会長(前列左から3人目)、日本商工会議所の三村明夫会頭(同5人目)、韓国政策協議代表団の鄭鎮碩団長(同4人目)ら=26日午後、東京都千代田区
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