- 2022/04/26 掲載
中国の第2四半期GDP、北京・上海封鎖なら1%押し下げも
当局は住民に対し、4月30日─5月4日の労働節休暇に北京から離れず、集まりを避けるよう求めている。
北京封鎖による経済的影響は製造業が集積する上海封鎖の影響より小さいと思われ、在中国欧州連合(EU)商工会議所のヨルグ・ブトケ会頭はロイターに「北京では職種のほとんどで在宅勤務が可能なため、企業への影響は小さいと思う」と語った。
一方、華宝信託のエコノミスト、聶文氏は、北京と上海の2都市が封鎖された場合、第2・四半期の中国GDP(国内総生産)は1%ポイント押し下げられる可能性があると予想する。
米シンクタンク「外交問題評議会」のシニアフェロー、黄厳忠氏は「中国の首都を封鎖することの政治的影響は深刻だ」と述べ、国際的な評判や社会の安定性リスクに言及した。
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