• 2022/05/11 掲載

ECB、6月理事会で利上げ見通し説明も=エストニア中銀総裁

ロイター

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[フランクフルト 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのミュラー・エストニア中銀総裁はロイターとのインタビューに応じ、ECBは7月に利上げすべきだが、6月9日の理事会で今後数カ月の利上げ見通しを説明する可能性があると述べた。

総裁は、まず7月初めに債券買い入れを終了する必要があるが、終了を数週間前倒しすることも可能だと発言。利上げが大幅に遅れてはならないと述べた。

「インフレ率の水準とインフレ期待を踏まえると、最近のデータでは金融政策スタンスが適切でないことが確認されている」とし、6月9日の理事会で利上げが近いとの強いシグナルを送ることが可能だと語った。

最初の利上げ後、年内に複数回の追加利上げを行い、現在マイナス0.5%の中銀預金金利を年内にプラス圏に戻す可能性があると指摘。「25ベーシスポイント(bp)ごとに進めても、年内にはプラスの金利に到達する可能性がある。当面は25bpが適切な利上げ幅となるだろう」と述べた。

ユーロ圏の中核国と周縁国の利回りスプレッドが拡大していることについて、自然で予想される市場の反応で懸念していないと表明。ただ、事前に市場の混乱に対処する新しいツールを発表しない場合でも「正当化できない」スプレッド拡大は抑制する必要があるとし、「(ツールは)その時点の状況の性格に合わせて設計する必要がある」との認識を示した。

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