- 2022/05/12 掲載
政策課題は依然低すぎるインフレからの脱却=4月日銀会合主な意見
日銀が12日、決定会合で出された主な意見を公表した。同会合では、大規模な金融緩和の現状維持を賛成多数で決めた。連続指し値オペの運用も明確化し、原則毎営業日、10年物国債金利0.25%での買い入れを実施するとした。
決定会合では、物価と賃金がともに上がる好循環を伴う物価安定目標を持続的・安定的に達成するまでは「淡々粛々と金融緩和を持続すべきだ」といった指摘が出された。この指摘をした委員は、こうした政策スタンスを誤解なく伝えるため「指し値オペの運用の明確化が有効だ」と述べた。
(和田崇彦)
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