- 2022/05/13 掲載
ECB、インフレ対応で行動起こすべき=アイルランド中銀総裁
アイルランド中銀が発表した講演原稿で、現在のインフレ率が懸念されるとし、「ECB理事会が行動しなければならない時点に達した」と指摘。「われわれの目標はインフレ率を中期的に2%にすることだ。現在の水準はそれを大幅に上回っており、来月か7月に資産買い入れプログラムの下での純資産の買い入れ終了に向けて理事会が動くべきタイミングだ」と述べた。
利上げ時期については明確に言及しなかったが、「純資産の買い入れ終了後に利上げに着手し、来年初にはプラス圏に達する可能性が高いと予想するのが現実的」とし、「マイナス金利の時代は終わりを迎えつつある」とした。
また、ECBが物価安定へのコミットを示すことがインフレ期待の固定化にとって重要と語った。
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