- 2022/05/26 掲載
アマゾン総会、待遇改善など株主提案15件全て否決
株主提案数は過去最高となった。従業員の待遇や秘密保持契約の使用などに関して会社方針の変更を求める内容で、支持拡大を期待した労働者団体や市民団体は勢いをそがれる結果となった。
法務担当幹部のデビッド・ザポロスキー氏は全ての提案は反対多数だったと明らかにしたが、詳細な投票結果には触れなかった。
一方、役員報酬、取締役選出、株式分割の議案は承認された。
アマゾンの倉庫従業員の賃金と労働条件の監査を求める株主提案の賛同者となったアクティビスト(物言う株主)「チューリップシェア」の最高経営責任者(CEO)は、提案が否決されたことについて、倉庫労働者の待遇改善の必要性に関して他の株主を説得できなかった理由を分析中だとコメントした。
アマゾンは株主に対し、いずれの株主提案も反対するよう推奨していた。
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