- 2022/06/03 掲載
仏サービスPMI、5月改定値は58.3に低下 インフレ響く
新型コロナウイルスの感染防止策が緩和されたことは追い風だが、そのプラスの影響がインフレ圧力の高まりによって相殺された形だ。
サービス業と製造業を合わせた総合PMI改定値は57.0となり、前月の57.6から低下した。速報値は57.1だった。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのシニアアナリスト、ジョー・ヘイズ氏は「製造業が直面しているさまざまな逆風を踏まえると、フランス経済の先行きはサービス部門の動向にかかっている。指数では、経済成長が目先は続く可能性が示唆された」と述べた。
一方「下方リスクにも警戒が必要だ。コロナ規制緩和の影響は遅かれ早かれ弱まるだろう。製造業の弱さからの波及リスクや産出価格の上昇も、サービス需要への脅威となる」との見方を示した。
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