• 2022/06/04 掲載

ユーロ圏5月総合PMIは54.8へ低下、高水準だが減速リスクも

ロイター

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[ロンドン 3日 ロイター] - S&Pグローバルが3日発表した5月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は、54.8と前月の55.8から低下した。速報値(54.9)から小幅下方修正された。

企業活動が堅調なことが示されたが、生活費の急上昇や供給網の寸断、ウクライナ戦争を巡る不確実性などにより、減速リスクに直面している。

S&Pグローバルのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「サービスに対する力強い需要が5月の堅調な経済成長を支えた」と分析した。

「しかし今後数カ月のリスクは下向きのようだ。製造業は依然として供給不足に悩まされ、企業と家計はコストの上昇に圧迫されている」と指摘した。

サービスPMI改定値は56.1と4月の57.7から低下した。こちらも速報値の56.3から下方修正された。

新型コロナウイルス関連規制のほとんどが解除され、消費者が通常の生活に戻ったことで、ユーロ圏のサービス業は過去数カ月追い風を受けてきた。しかし5月は新規事業指数が56.6から55.0へ低下した。

ウィリアムソン氏は「新型コロナ対策の緩和を受けたサービスへの繰り越し需要による押し上げ効果は薄れつつあるようだ」との見方を示した。

供給不足、生活費の上昇、金融引き締めへの懸念から企業の来年の成長期待が後退した。製造業と非製造業を合わせた将来の生産指数は60.5から59.9へ低下した。

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