• 2022/06/04 掲載

米インフレ低下しなければ9月も50bpの利上げ=クリーブランド連銀総裁

ロイター

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[3日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は3日、連邦準備理事会(FRB)当局者が6月と7月に実施するとしている50ベーシスポイント(bp)の利上げから引き締めペースを減速させるには、インフレがピークを付けたと示す説得力のある証拠が必要との考えを示した。

メスター総裁はCNBCに対し、インフレが鈍化したという「確証を得られなければ、9月の会合でも50bp利上げを支持するだろう」と語った。

同時に「50bpの追加利上げが必要かどうか、インフレが鈍化トレンドにあるという確かな証拠を確認したかどうかを見極めることから始め、利上げ幅が25bpとなる可能性もある」とし、「9月に利上げを停止すべきとは考えていない」と明らかにした。

メスター総裁は、米経済に対する「ハリケーンは確認していない」としつつも、米利上げだけでなく、ロシアのウクライナ侵攻に伴う欧州経済の減速、新型コロナ対策のロックダウン(都市封鎖)による中国の需要減退やサプライチェーンへの影響などを踏まえ、「景気後退(リセッション)リスクが高まっていることを認識する必要がある」と警鐘を鳴らした。

米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は今週、米経済に「ハリケーン」が迫っているという見方を示し、FRBは景気後退回避に向け、強力な措置を講じる必要があるという認識を示した。

また、今後数回の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを続け、需給バランスを検証するとし、FRBが深刻な問題を生じさせることなく、成長を減速させることが可能な「十分な根拠がある」という認識を示した。

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