- 2022/06/07 掲載
川重子会社が検査不正=空調用冷凍機、84年から
川崎重工業は7日、子会社の川重冷熱工業(滋賀県草津市)で製造、販売した空調システム用吸収式冷凍機で、虚偽のデータを記載した検査成績書を作成するなどの不正を行っていたと発表した。不正は1984年から今年まで行われており、計1950件に上る。
不正は、出荷前の試運転を冷房能力90%程度で行ったにもかかわらず、100%で試運転したデータを作成し、検査成績書に記載する手口で行われた。顧客が立ち会う検査でも、計測器を調整して100%で運転しているように装っていた。
【時事通信社】 〔写真説明〕川崎重工業東京本社=東京都港区
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