- 2022/06/07 掲載
「人への投資」議論、物価高で連携も=連合会長と同友会代表幹事
連合の芳野友子会長と経済同友会の桜田謙悟代表幹事は7日、東京都内で会談し、多様な人材の活用や働き方改革など「人への投資」について議論した。芳野会長は「賃金をはじめ人への投資や社会セーフティーネットの強化が重要だ。あらゆる政策にジェンダー平等も求められる」とあいさつ。物価上昇による生活不安についても「労使で連携できることがある」と強調した。
これに対し桜田代表幹事は「多様性こそが日本の成長の大きなカギになる」と述べた上で、「コロナ禍だからこそ、労使関係ではなく(同じ)生活者の観点で中長期の議論をすべきだ」と応じた。
会談後、桜田氏は記者団に対し「人への投資」も盛り込んだ経済財政運営の基本指針「骨太の方針」について、「成長にかじを切ることが明確になった。今度こそ(政策の)実現にこだわってほしい」と注文を付けた。
【時事通信社】 〔写真説明〕会談に臨む経済同友会の桜田謙悟代表幹事(左端)と連合の芳野友子会長(右端)=7日午後、東京都中央区 〔写真説明〕あいさつする経済同友会の桜田謙悟代表幹事(左端)=7日午後、東京都中央区 〔写真説明〕あいさつする連合の芳野友子会長(右端)=7日午後、東京都中央区
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