為替水準についてはコメントしない＝鈴木財務相

［東京　１０日　ロイター］ - 鈴木俊一財務相は１０日、為替が約２０年ぶりの円安水準となっていることについて「為替の水準についてはコメントしない」と述べた。同日午前の閣議後会見で語った。

為替水準や介入の可能性を問われ、答えた。鈴木財務相は「為替については、質問のところも含め、不用意な発言をすると影響を与える。コメントはしないというのが従来からの立場」と述べた。

鈴木財務相は「為替の安定が一番重要で急速な変動は好ましくない」との認識も示し、主要７カ国（Ｇ７）などの国際合意に沿って政府として適切に対応するとした。