- 2022/06/15 掲載
円、135円台半ばに下落=24年ぶり安値更新
15日の外国為替市場で、円相場は早朝に一時1ドル=135円台半ばまで下落し、1998年10月以来約24年ぶりの円安水準となった。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制のため大幅な利上げに踏み切るとの観測が強まり、米長期金利が上昇。日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となった。午後3時現在の東京外国為替市場の円相場は134円84~84銭と前日比42銭の円安・ドル高。
市場でFRBが金融引き締めを加速させるとの思惑が広がる中、日銀は国債買い入れオペの増額など、金利上昇を抑えようとする金融緩和を堅持。日米の金融政策の違いが際立ち、円安基調が続いている。
【時事通信社】
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