- 2022/06/16 掲載
米FRBが0.75%利上げ、物価抑制しながらも景気減速予測
今回の利上げは5月の50bpの利上げに続くもので、一度に75bpの大幅利上げを決定するのは1994年以来。
新たな金利・経済見通しで示されたFF金利見通し中央値は2022年末が3.4%、23年末が3.8%。一段と速いペースでの利上げが示唆された。
FRBはFOMC声明で、パンデミック(世界的大流行)に関連した需給不均衡、エネルギー価格の上昇、より広範な物価上昇圧力を反映し、インフレ率は高止まりしていると指摘。FRBはインフレ率を目標の2%に戻すことに強くコミットしているとした。
決定は10対1。カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁が50bpの利上げを主張した。
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