- 2022/06/16 掲載
円安一服、株は一時600円超高=米利上げへの警戒感和らぐ―東京市場
16日の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=134円台半ばに上昇し、円安の動きが一服した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ幅が0.75%と市場の予想通りで、先行きへの過度な警戒感も和らぎ、持ち高調整の円買い・ドル売りが優勢となった。東京株式市場では日経平均株価が大幅に反発し、上げ幅が一時前日比600円を超えた。
円相場は朝方134円台前半に上昇した後、134円台半ばを中心に推移した。正午現在は134円47~48銭と24銭の円高・ドル安。米長期金利が時間外取引で上昇したことを受け、円買い・ドル売りの動きが弱まった。市場では「今後も円安基調は続く」(運用会社)との声が聞かれる。
【時事通信社】 〔写真説明〕上昇した日経平均株価を示すモニター=16日午前、東京都中央区
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