- 2022/06/16 掲載
円安一段落、133円台後半=株は5日ぶり反発、警戒感和らぐ
16日の外国為替市場で、円相場は1ドル=133円台後半に上昇し、円安が一段落した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ方針に対する過度な警戒感が和らぎ、持ち高調整の円買い・ドル売りが優勢となった。東京株式市場では日経平均株価が5営業日ぶりに反発した。
円相場は午後5時半現在、133円62~63銭と前日比1円09銭の円高・ドル安。円買い・ドル売りが一巡し円が軟化する場面があったが、その後は134円台前半を中心に推移した。日銀の金融政策決定会合が17日まで開かれており、投機的な円売りが手控えられたことも円相場を支えた。ただ、市場では日米の金融政策の方向性の違いから金利差拡大が意識されており、「円安基調は変わらない」(FX会社)との見方が強い。
【時事通信社】
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