- 2022/06/17 掲載
急速な円安進行、経済にマイナスで望ましくない=日銀総裁
黒田総裁は、為替相場は「経済・金融のファンダメンタルズに沿って安定的に推移するのが望ましい」と改めて指摘。重要なのは、円安によって収益が改善した企業が設備投資を増加させたり、賃上げしたりすることで経済全体として所得から支出への前向きの好循環が強まっていくことだと強調した。
日銀は16─17日に開催した会合で、現行の大規模な金融緩和政策の継続を決定。合わせて「明らかに応札が見込まれない場合を除き、10年物国債金利0.25%での指し値オペを毎営業日実施する」と改めて表明した。
(杉山健太郎、和田崇彦)
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