- 2022/06/17 掲載
日銀声明文の為替の記述、3者会合の認識に沿うもの=松野官房長官
松野官房長官は日銀の政策決定について「これまでの金融市場調節方針の維持などを決定したものと承知している」と語った。その上で「(3者会合で)為替市場やその経済、物価などへの影響を一層の緊張感をもって注視していくなどの認識を共有しており、リスク要因にかかる(日銀の)記述は、こうした認識に沿ったものと受け止めている」と語った。
また、「金融政策の具体的な手法は日銀に委ねられるべきと考えているが、今後とも日銀には政府との連携のもと、経済・物価・金融情勢を踏まえつつ、適切に金融政策運営を行われることを期待している」と述べた。
日銀は17日、現在の大規模緩和政策の維持を決定するとともに、今後のリスク要因として、「金融・為替市場の動向や、そのわが国経済・物価への影響を十分注視する必要がある」と声明文に明記した。
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