- 2022/06/28 掲載
米中古住宅仮契約指数、5月は0.7%上昇
3.7%低下を見込んでいた市場予想に反し、7カ月ぶりに上昇した。
ただ、住宅ローン金利の上昇で住宅需要は減退している。
地域別では、北東部と南部で増加した一方、西部と中西部で減少した。
全体の前年同月比は13.6%低下した。
NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「販売仮契約(指数)が前月からわずかに増えたものの、住宅市場は明らかに転換期を迎えている」とし、「住宅ローン金利が大きく上昇し、契約締結が1年前より大幅に減った」とコメントした。
米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、30年固定住宅ローン金利は先週、平均5.81%と13年半超ぶりの高水準となった。前週は5.78%だった。
NARによると、一戸建て住宅の中央値で頭金を10%支払った場合、月々の住宅ローン支払額は年初と比べて約800ドル上昇した。
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