- 2022/06/29 掲載
ドイツ検察、現代と起亜を家宅捜索 排ガス不正疑惑
発表を受け、両社の株価は6%以上急落。捜査が拡大し、懲罰的損害買収を求められるのではないかとの懸念が広がった。
両社が使用したと考えられるソフトウェアは、部品メーカーのボッシュとボルグワーナー傘下のデルファイから調達されたという。
家宅捜索はドイツとルクセンブルクの8つの拠点で実施した。
現代自動車グループの広報担当者は家宅捜索の事実を認め、当局に協力していることを明らかにした。
メリッツ証券のアナリストは、捜査の拡大や懲罰的損害賠償の可能性を指摘。ただ、2010年代半ばに現代と起亜が欧州で販売したディーゼル車に対して行われた排ガス操作疑惑を巡る調査では、問題は見つからなかったと述べた。
関連コンテンツ
PR
PR
PR